Select ECの編集として従事。EC購入前に役立つコラムを制作するために、日々商品をレビューし、記事を執筆しています。
ハンモックってそんなに複雑そうな作りではないし、自作できそうな気がしますよね。
でも全体重を預けて宙に浮いた状態になるので、強度は必要そうです。
この記事ではハンモックの作り方と危険性を解説します。
- ハンモックを自作したい方
- 自作ハンモックの危険度を知りたい方
- ハンモックは自作してハンモックスタンドは購入しようか悩んでいる方
ハンモックって自作(DIY)できる?
ハンモックは自作できるか気になる方もいるでしょう。もちろん自作可能です。
SNSを見ると実際にDIYを楽しんでいる人が多く見受けられます。
自作ハンモック休憩オジサン pic.twitter.com/fEfKAYFM1U
— いぇたにさん。 (@ab_cps) May 3, 2023
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
力を使う作業なので、男性の投稿が多いのが特徴的です。
DIYという感じなのでしょうね。キャンプなども流行っていますし、そういう時に自作のハンモックを使いたいですね。
DIYハンモックの危険性
DIYハンモックの危険性はどんなところにあるでしょうか。
DIYはDo It Yourselfの略語で、「自分でやろう」という意味です。
自分で作るのが好きな人は作る作業も楽しいことでしょうし、自分の好みに出来ますから使う時も楽しいでしょう。
しかし、危険も伴うものですので、注意しましょう。ここではハンモックを自作したときの危険性を考えてみます。
ケガをする
ハンモックを作る時に布を扱います。
人が全体重をかけて寝ても大丈夫なぐらい丈夫な布ですので、それなりに厚みや強度があります。
それを縫う時に針でケガをする可能性はあります。
またハンモックが作れたとして、ハンモックスタンドや、外の木に吊るして、いざ乗ってみたらロープが切れてしまったり、布が破けてしまったりして、落ちてケガをする可能性もあります。
材料が無駄になる
普段DIYをやる方は道具をいろいろ持っていると思いますが、そうでない方は、ハンモックを作るために道具をいろいろ買いそろえなければなりません。
ハンモックを自作することをきっかけにDIYに、目覚め、いろいろ作るようになればいいですが、そうでない場合は作る道具が無駄になります。
ミシン縫いも可能ですが、かなり分厚い布を縫えるミシンでないと難しいので、家庭用ミシンでは難しいのではないかなと思います。
そうなると手縫いで頑張るしかありません。
それから、きちんとした材料を購入しないと、材料が無駄になります。
強度の弱い布やロープを買ってハンモックを作っても、結局は強度が足りず、無駄になります。
きちんと強度や大きさを考えて購入するようにしましょう。
かえってコストがかさむ
自分で作るより、販売されているものを買ったほうが安いことって良くありますよね。
どうしても自分で作りたい! という気持ちがあるなら別ですが、
ハンモック自体はそこそこの強度でそんなに高くない商品も売っていますので、そちらの方がかえって安く済むということはあります。
法的な問題がある?
販売されているハンモックはだいたいがきちんとした検査機関で耐荷重の検査などを受けて合格したものです。
ネットではハンモック専門店のハンモックのデザインをまねて作って販売していることがあります。
そういったものは検査を受けているかどうかは不明です。
検査機関はいろいろあり、日本にもいくつかありますし、国際的な機関もあります。
いずれにせよきちんと検査機関で安全であるという保障をいただけている物のほうが安心です。
自作はこの検査を受けていませんので、安全であるという確証はありません。自己責任です。
自作ハンモックをしたい人向け!やり方について
自作でハンモックを作りたい人に、作り方をお伝えします。
仕組みは簡単ですが、強度が必要ですから、しっかり作らないと危険です。
安全なものを作りましょう。
図面をつくる
まずは図面を作ります。「ハンモック 図面」で検索をするとネットにたくさんのハンモックの布の型紙や、ハンモックスタンドの図面が出てきます。
こういった図面を参考に、自分好みのハンモックを作っていきましょう。
パイプでスタンドをつくる
ハンモックスタンドは木製のものと金属パイプのものがありますが、パイプで作ったほうが丈夫でしょう。
パイプも木もホームセンターなどで購入することは可能ですが、木は本当に丈夫かどうか、素人目にはわかりません。パイプはある程度の強度がありますので、安心です。
ハンモックの布だけ自作して、ハンモックスタンドは購入するというのもおすすめです。
ハンモックスタンドは専門店のものであれば、強度も安心ですし、組み立ても難しくないので、すぐに使うことが出来ます。
ロープを選ぶ
ロープを選ぶポイントは、太さ、種類、素材の3点です。
種類は「ブレード打」と呼ばれる16本の紐で丸編みしたロープがおすすめです。
よじれにくいですし、見た目もきれいです。
よく売られている「3ツ打」と呼ばれる3本の紐のロープは、よじれやすいです。
素材はポリエステルが日光や湿気に強く、野外向きです。
野外で使いたい場合はポリエステルを選びましょう。屋内なら綿でも大丈夫です。
ただロープはどこで使っていても、劣化はしますので、使う時は必ずチェックしましょう。
つくるときは十分に注意しよう
ハンモックはゆらゆら揺れて、リラックスでき、とても安らげるものですが、
その分全体重を受け止めてくれるだけの強度が必要になります。
自作するのであれば、その点をよく注意して、作りましょう。
自信のない人はハンモック専門店で購入したほうが、手間がかかりませんし、お値段もそんなに高くはないです。
ハンモックだけ、ハンモックスタンドだけでも販売されていますし、セットでも販売されています。